自分の判断は、正しいう思い込み

 

当初、8,200万で売りだされたこの土地は、売れないので2つに分割。

2軒の家がたちましたが、そのうち、日当たりの良い家のほうが4年後に売りに出しました。

原因は狭さです2年たっても売れません。

現在さらに値下がりしています。

自分の判断は正しいという思い込み

  

家作りの問題点は、山ほどあるのに、わからないところがわからない、なのに未熟な知識

素人判断、業者任せをして、完成の後で、はじめて多くの失敗点に気づきます。

家について考えた事も、勉強した事もない人は、「家とは別の価値規準で判断」します。

 

いくら家の中を飾り立てても、暑くて寒く、カビのにおいのする家では、台無しです。

 頑固で、いくら説得しても自己の観念を替えない人の家はこうなりました。

 

冬の寒いときに、こういう家に招待されました。

片側に、手摺のない階段リビング、天井は明り取りの為、少しあいています、

頭の上はエヤコンで頭が、がんがん、床は灯油ですが膝が寒い、熱は2階と天上に逃げ      ていて、温度差ばかり広がります、でも、この人は決して、考えを改めません。

 

この家の見学会は、何の成果もなく、この家を建てた業者は、つぶれました。

原因は、日常生活の要求水準が低いのに、感覚的な欲望水準は高い事。

 

門外漢でも「自分の判断は正しい」という強い思い込みが判断を誤らせます。

女性が努力するのは、自分好みのデザイン面のみ、躯体については、素人よりも、業者

を信じます(業者が正しければいいのですが実際は、逆)

つまりは服を買う感覚で家を選ぶということfです。

 

建てた後、住みやすいと言っている人の大半は、古い家との比較にすぎません。

 一般的に判断基準は、かなり、あいまいで個人差が大きく、家に対する要求水準は低         いので、鵜呑みにしないことです。 

 

大手の建築会社の設備係りの夫、建築中に海外旅行、迷わず全室エヤコン、失敗に

気づいて、暖房方式を変更、その後離婚。

 

大抵、建てた直後、1週間で失敗に気づきます。

営業力の有るメーカーから買った人は、体を悪くして住み替えています。

早い例で、

購入1目(35年ローン)で、売却の危機に立たされている若夫婦。

★大きな家で、家族に不幸が続発2年で、売却、解体した家。

4年後に売りに出した家。

18年後に、全面的に建て替えた例もあります。

と言っても「自分だけは、そんな事はないはず」と思うのが一般心理です

 

 「家つくり」くらい

誤解に満ちたものはない。

欠陥住宅を作った、業者の 大きな広告

 寿命の短い日本の家

住宅業界はレベルが高い

と錯覚されていますが、

実際は、国際的にレベルの低い監督官庁と、住宅業界、まったく批判能力のないマスコミ。

知識の浅い施主が、住宅の寿命を短くしています。

 

短寿命、体に悪い日本の建材は輸出されていません。

 

日本は世界から見て「ものづくり先進国」「超一流の工業国」というイメージがありますが、しかし、家に限っては全く逆、日本の工業製品の中でほぼ唯一といっていいほど、レベルの低い状態が続いています。