設計の要点

                

 どんな性能の良い家を作ってもデザインの良くない家には住みたくありません。

 しかし、そういう感覚のない人も非常にたくさんいます。

 

 汚い色を好む人もいます、色の感覚のない人です。

  

   これからの家は、自分達だけが住む家ではなく、住み替えのケ-スが出てくるので、

   他人の視線で万人向きの設計が望まれます。その方が、資産価値を高めます。

 リバースモーゲージで住み続ける場合でも。

 

設計の前提条件と問題

    前提:日本人の家作りの欠点、個人的な怨念、恣意的な欲望満足型で社会的な、客観性

  を欠いた、アンバランスで不合理な、きれいでない虚飾な家を創らないように。

   (趣味の悪い、迎賓館や魔法使いの家)になりやすい。資産価値が落ちます。

  

  参考

    欧米の家作りは:外観は社会の物(住み変えが多い)という考えが基本にあり、

 伝統的で普遍的な外観重視。

   欧米では、高校卒業までにインテリア、メンテナンスを学ぶ。

   フィンランドの小学校では建築様式、工法を学ぶ。

 

外観については小学生が「良い家」と評価してくれるのが合格です。

                  

問題:女性は、雑誌の影響で非実用的な目の楽しみ、ファッションの一部という感覚が

          強い。(年寄りは慣習的、古い観念の踏襲)

        自分が興味のある(デザインなど)だけですべてを判断しようとする。   

 

「こだわり」などと言う精神疾患の用語を使うマスコミの影響で、家づくりとファッションを混同しています。実にマスコミや出版会は無責任です。

   

       小さな家に外国の大きな家のイメ-ジを再現しようとする。

         住む家でなく見世物を作ろうとする。

         5年すると好みが変わり、欠点がわかる、その後不満が出てくる。

         家は3軒建てないとわからないという事の意味を知ること。

 

 設計者の役割

   施主の恣意的な好み、心情の理解(受け止める)をして、課題ごとに現実性、実用

   性、合理的な視点を提供しながら施主のレベルアップを計る。

         検討の段階で判断の誤りに気づかせる(百聞は一見に如かず…見せる)。           

 希望条件の確認整理

     一覧表を作成する。打ち合わせ表を作る。

 

 設計のプロセス(打合せの前にプロセスを提示する。

     第一:省エネ(断熱、機密)空調(冷暖房)快適性(湿度、換気、遮音)

         一番関心の薄い項目は、1年間の温度差(北海道から熊本まで)。    

     エヤコン暖房を避ける、ガスコンロ、石油は使わない、

  ※開口率(床面積に対して窓など開放部分が大きすぎる)に注意。

  日本式住宅の最大欠点(開放感が好き)で、非省エネ、根井暖房効果の

  低下になります。

  

     第二:美しい(窓を中心とした)外観のデザイン

日本は間取り優先、窓は付け足し。ガタガタの外観。

       (美しい事が飽きない家になる)。

     

  1間取り、2窓の順ではなく!。

      1窓、2間取りの順。

間取りとは、場取り、ただの配分ではなく、わずかでも広く。

     全体の形は、総2階、長方形、屋根は平坦にを基本とする。

  (耐久性、省エネ、コスト低減、空間効率)購買のきつい屋根は、メンテナンスで

  高くつく(足場代)、片流れは、断熱性に注意。

 

       年間の日光の照射角度、夏の西日を考慮する。説明図が必要。

         第三:基本的なカラ-デザイン(客の好み、心理を知る)この段階でインテリアの

     方向性が決まる。 先に決めないと後で困乱する。

           第四:間取り(場取り)(家の不満の89%が間取り)。

 

        2、基本性能:優良住宅の基準:工法、基礎、防湿、白蟻対策。

 

        3、3m近い天井高、勾配45度以下の手すり(建築士は逆にする)

            踊場付き階段。

          狭くない浴槽(足がまっすぐ伸ばせること)デザインにこると、浴槽が狭くなり、

      高くつく。(ユニットバスの組み合わせ仕様は、変更はできる)

      2階にも洗面化粧台を、多目的なプラスワンル-ム。

        2階活用型の設計。狭い敷地で、吹き抜けの無駄な空間は作らない。

       省エネ基準:暖房をしない状態で、冬期、外気温との差が10度以上。

         理想は14度。

 

       4、耐久長命性の設計:屋根は通常の工法では10年間、雨の多い日本の気候風土で

          は、耐久性重視(50年に)、雨漏り対策のために屋根の形状は簡素に。

          勾配のきつい三角屋根は、後のメンテナンスが高くつきますし、台風の風圧を強く

        受けます,派手なつくりは、泥棒に狙われます。

 

   最近多い、片流れは、屋根裏のスペースが狭くなり、断熱効果も少なく、屋根のない

         側の外壁が傷みやすい。ローコスト住宅の場合注意。

 

         コロニアル、カラーベストと呼ばれ、安価で軽量(瓦の5分の1)の屋根材が多いです

   が、耐久性が悪く、3年程度で、雨漏りが特定できない状態に。

       モルタルの場合の壁厚は40ミリ確保。

 

         2×4でも耐震性重視(設計上の耐力壁を十分に、打つ釘の数が問題)。

      基礎は、ベタ基礎以上(防湿対策、換気効率を考えたパッキン工法)。

      樋は継ぎ目のないアメリカンガ-タ-。

   

          バスル-ムは,タイルにしない(壁内結露、掃除の困難性、浴室が冷える)

 

   5、ゆとりの設計

           不自由さに慣れ過ぎて快適さの追求を忘れ、我慢型の安易な判断をする者が 多い、

           家を建てることは生活スタイルを変える事。

    (例:IHにしながら、プロパンを使う、床断棒にしながら、エヤコンを使う

    老人)。

          

               書きかけです。

 「家つくり」くらい

誤解に満ちたものはない。

欠陥住宅を作った、業者の 大きな広告

 寿命の短い日本の家

住宅業界はレベルが高い

と錯覚されていますが、

実際は、国際的にレベルの低い監督官庁と、住宅業界、まったく批判能力のないマスコミ。

知識の浅い施主が、住宅の寿命を短くしています。

 

短寿命、体に悪い日本の建材は輸出されていません。

 

日本は世界から見て「ものづくり先進国」「超一流の工業国」というイメージがありますが、しかし、家に限っては全く逆、日本の工業製品の中でほぼ唯一といっていいほど、レベルの低い状態が続いています。